2013年 08月 21日 ( 1 )

Trans Northern Alps Day 2 ③灼光の刻

太郎平小屋を出発して、テン場を過ぎるといよいよ薬師岳への登りが始まる。
ここの登りも風が無くかなりの暑さであったが、高橋君とパックで快調に登り、頂上まではコースタイムの約半分でこなせた。
薬師岳頂上はこの時間ともなると、ほとんどが薬師岳山荘か太郎平からのピストンの人で、スゴ乗越への縦走者はいないようだ。
が、行く先の遥か北薬師岳の直下、ガスの切れ間に人影を見たような気がした。
しかし、北薬師岳まで来ると誰もいなかった。
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北薬師から、スゴ乗越小屋までの長い下りが始まる。
夕刻の斜光と千切れ飛ぶガスの演出で、まるで地の底にまで下って行くような錯覚にとらわれ、延々と終わりの無い下りに思える。
高橋君は下りが苦手らしく、この風景に少し気が滅入ってるようだ。
途中、2832mピークを少し登り返したところで、初老の登山者をパス。
やはり、先行者が居たのだ。
小屋泊で夕食の希望であることを、先着したら伝えておいて欲しいと頼まれた。
しばらく、高橋君も遅れ気味になり始め、彼にも同じことを頼まれた。
相変わらず夕陽と千切れ飛ぶガスの不思議な下りの風景に、異様にテンションが上がり、一人飛ぶように駆け降りた
やがて、傾斜が無くなり、ガスの中に入ってしまった事により、縦走路の鞍部に達した事が分かった。
スゴ乗越小屋も近い。











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by hoshigarasu7 | 2013-08-21 16:57 | trans mt. running | Comments(0)