飯豊山

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8/13~16の北ア・南アの週間天気予報は、日にちが近くなるほど最悪の様相を呈してきた。
そこで、「日本アルプスだけが、山じゃない!」という事で、行ってきました飯豊連峰。

この山もまた、前回の奥駆とは違う意味での約25年越しの思いが有った。
そして、ここの女性的で優しい山容が、奥駆で消耗した心の何かを癒してくれた。

ほとんどの登山口からの立ち上がりは、急峻で標高差も有り、稜線に出るまではかなりのアルバイトになるが、その稜線上に飛び出すと、何処までも続くかに思われる、なだらかな草原状の峰々が連なり、足元にはイイデリンドウなどの固有種を含む、多種多彩な高山植物のお花畑と雪田とが、美しいコントラストを見せてくれる。
そんな飯豊が、いくつかの稀有な巡り会わせも演出してくれた、心安らぐ山旅であった。


8/13 天狗平~湯沢峰~五郎清水~梶川峰~扇ノ地紙~門内小屋(門内岳)~北股岳~梅花皮小屋




















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車道はここまで。
この辺りまでが天狗平で、ここから先が温身平。
ここの橋を渡ったところの左手に、梶川尾根のトレイルヘッドがある。
しかし、登る前から暑い。








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橋の上から湯の沢を望む。
二日後、下山してすぐ、ここでアイシングをした。









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さて、ここから。
10:43スタート。
登山の部類としては、かなり遅いスタートだ。








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登り始めて10分ほど。
かなりの急登なので、グイグイ高度をかせげる。
天狗平の飯豊山荘が、あっという間に眼下に小さい。









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夏山の爽快な稜線が、徐々に視界に広く入るようになってきた。








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1時間強で湯沢峰。
CTは2:30なので、半分弱のスピードはまずまずか。
それにしても暑い...








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雲に霞む朝日連峰が、北に遠く。







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石転び沢の大きな雪渓が正面に望めた。







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五郎清水まで来た。
北側の谷の方からせせらぎの音が聞こえてくる。
標識から60mほど下ると、小さな沢があった。
蒸し暑い中に、非常に冷たくて美味しいので、携帯している水を全て入れ替えた。








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稜線が近くなると、秋茜が群れをなして出迎えてくれた。








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30分ほど手前の滝見場展望台よりもよく見えるのだが。








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梶川峰 14:00到着。
6時間の標準コースタイムを3時間ちょっと。
まずまずか。
休憩中のおじさんに撮ってもらう。









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梶川峰から先は、飯豊独特の緩やかな草原状の尾根道を行く。
涼しい風が、頬を撫でて尾根を渡って行く。








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梶川尾根の蒸せ返るような登りが嘘のようだ。








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まずは、タカネマツムシソウが出迎えてくれた。








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草原の中に池塘が空を写す。








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草原の中に一輪のニッコウキスゲ。








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梶川尾根から主稜線に突き当たる。








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梶川尾根のトレイルを振り返る。








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梶川尾根と飯豊主稜線の三叉路が『扇の地紙』。








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今年は、例年になく雪渓が多く残っていると言う。






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梶川尾根に、梶川峰で写真を撮ってくれたおじさんが小さく見える。









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今夜の宿泊地梅花皮小屋は、まだまだはるか稜線の向こうにある。







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主稜線を少し南下すると胎内山。








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門内小屋が見えてきた。








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お花畑が目に付くようになってきた。








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門内小屋の天場も見えてきた。








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主稜線は風が強い。
草原が大きく波打つ。







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門内岳直下の門内小屋は宿泊者が多く、小屋番のおじさんに「あんたなら、どう見ても梅花皮小屋まで行ける」と、追い立てられた(笑
どのみち、そのつもりでしたが。







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門内岳から北股岳へ向かう稜線。
奥には梅花皮岳と更には飯豊本山も望める。








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ミヤマコゴメグサ、もしくはマルバコゴメグサ。
見分けが難しいらし。








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西方の斜面に見える雪渓がなぜか印象に残った。








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遅い午後、梅花皮方面からの登山者とすれ違った。








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どこまでも走っていたいなだらかな稜線に、風が吹き、ガスがちぎれ飛ぶ。








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左手眼下に見えるのは、石転び沢の雪渓か。








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ここまで北股岳付近までの行程、5時間12分、9.4km。








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吹きすさぶ風が身体を冷やしてきたので、レインジャケットを着込む。
北股岳。







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北股岳山頂から、ここを下れば梅花皮小屋。
門内小屋からは小一時間だった。








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眼下に梅花皮小屋が見えた、ガスの切れ目。








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遥か大日岳に夕闇が迫る。








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タカネナデシコ。








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イワオウギ。








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お花畑の斜面を、風が走る。








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梅花皮小屋到着。








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今日は梅花皮小屋に素泊まりすることにした。








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そして、まさかの場所でまさかの再開。
いや、ここは彼のテリトリーなので、会うべくして会ったのか。
新潟のマンサー仲間。








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初日の夕暮れ。
缶ビール350L 700円 空き缶お持ち帰り。
眼下には石転び沢の雪渓。












by hoshigarasu7 | 2014-09-06 21:57 | mt. running away | Comments(0)